有志メンバー11名で結成した「中国経済産業局 書店振興プロジェクトチーム」のマガジンです。チームの活動報告や読書家経営者へのインタビューなど、盛り沢山の内容でお届けします!
エネルギーや原材料費の高騰、人材不足、賃上げ…中小企業が抱える悩みは山積み。でも、そんな状況だからこそ、知っておきたい「取引適正化」のヒントがあるんです!今すぐ役立つ施策や現状をサクッと紹介します。あなたのビジネスを一歩前に進めるアイデアを見つけてみませんか?
【YouTube公開しました!】書店と地域の未来について語る座談会in松江 https://www.youtube.com/watch?v=0HCWChAHpgg
こんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 恒例となって参りました書店や出版社への突撃インタビュー。今回は山口県萩市に訪問しましたので、当地の書店を2回に渡りご紹介したいと思います。1軒目にお伺いしたのは、2024年6月にオープンしたばかりの「本と美容室」。その名の通り、本を販売する書店と美容室が融合したお店です。 近年、書店という業態は様々な理由から利益率の低下に直面しており、それを補うために他の事業との組み合わせが模索されています。皆様も、カフェや雑
こんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 今、書店の減少が取り沙汰されている一方で、全国的に「独立系書店」と呼ばれる個人創業のお店が静かなムーブメントになりつつもあります。 今回は、2023年12月に広島市安佐南区でそんな書店「Lounge B books」をオープンした、桐谷さんへのインタビューをお届けします。 ――― お店の名前が特徴的ですね。どのような意味が込められているのでしょうか。 桐谷さん 屋号は、小川洋子さんの小説『人質の朗読会』に登
こんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 この度、ご縁をいただきまして中国管内を飛び出し、兵庫県明石市の出版社「ライツ社」に訪問して参りました。 ライツ社は、2016年に代表取締役である大塚さんと高野さんがお二人で創業。10年に満たない社歴ながら、多くのヒット作を生み出し全国から注目を集める出版界のスタートアップとも呼ばれる企業です。 訪問したチームメンバーは、結婚前に同社の「リュウジ式悪魔のレシピ」を読んで料理を練習したという過去があり、どんな会社な
こんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 今回は山口県下関市にオープンした複合型ホテル「ねをはす」体験記の後編をお送りします。 前編はこちら↓ 宿泊者限定の「夜の本屋」 ねをはすは、「泊まれる本屋」がテーマの宿泊施設。本を満載した客室については前回お届けしましたが、書店にも宿泊者が楽しめる仕掛けをたくさん用意してくれているんです。 それがねをはすの目玉、「夜の本屋」。ド直球のネーミングですよね。 ねをはすは、21時から朝5時までの間、宿泊者のた
こんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 令和6年11月、山口県下関市に書店やカフェなどが融合した複合型ホテル「ねをはす」がオープンしました。今回、チームメンバーがプライベートで宿泊して参りましたのでその体験記をお送りします。 ”ねをはす”HOTEL BOOK&CAFE 「ねをはす」とは? 「ねをはす」を手がけられたのは、書店や出版に関わる企業ではなく、地元下関の不動産事業者である株式会社はやし住宅。 書店経営に関する知見が全くないところから、書籍
こんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 本日は当チームが注目している書店業界の取り組みを紹介します。 その名は「BFC」。 “Book Fair Championship”の略語で、名前が示すとおり書店員がフェアの腕を競い合うチャンピオンシップだそうです。 見事チャンピオンに輝いた書店員には、賞金とチャンピオンベルトを贈呈。本の売り手である書店員の企画意欲を搔き立て、書店の売場がより魅力的なものになることを目的として創設されたとのことです。 仕
あけましておめでとうございます。 皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中、中国経済産業局書店振興プロジェクトチームの活動に多大なるご理解とご協力をいただきましたこと心から感謝いたします。 さて、年の最初の投稿ということで、新春にちなんだチームメンバーの活動をご紹介させてください。 現在発売中の文藝春秋新年特大号「巻頭随筆」コーナーに、当チームのリーダーである伊東がエッセイを寄稿させていただきました。 本人の書店への想いやこれまでの
こんにちは、中国経済産業局書店振興プロジェクトチームです。 突然ですが、皆さんは「MERRY BOOKMAS」という言葉をご存知でしょうか。 この表現は、「MERRY CHRISTMAS」と「BOOK」を掛け合わせたもの。アメリカやイングランドなど主に英語圏で起きているムーブメントで、クリスマスに本を贈り合い、ホリデーシーズンの喜びを分かち合うことを目的としているそうです。自分のためではなく、人のために本を選び、贈る。少し恥ずかしい気持ちもありますが、とても素敵な習慣です
下請Gメンが聞いている取引の実態<後半> 当局では中小企業者を訪問して伺ったお話の中から「価格決定方法の適正化」「支払条件の改善」「型取引の適正化」「働き方改革のしわ寄せ防止(中小企業の働き方改革に関して)」の4のテーマについての好事例や悪事例を11月の下請取引適正化推進月間にあわせてXにてご紹介しました。Noteの前半では「価格決定方法の適正化」についてご説明しています。後半は残る3テーマをご紹介します。 外部リンク「中国局X」 https://x.com/meti
皆さんこんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 当チームでは、令和6年12月17日火曜日、島根県松江市において「書店と地域の未来について語る座談会」を開催いたしました。 パネリストとして、書店を中心とした駅前の賑わいの復活に挑まれている鳥取県江府町の白石町長、「子どもたちの未来に本屋を残したい」という想いで絵本に関して様々な取組をされている島根県出雲市の小村書店さんなど、5名の方に登壇いただきました。 当日の松江市は最高気温が10度を下回る厳しい寒さ
企業が抱える経営上のリスクは多岐に渡ります。外部要因だけでも天災やSNSでの風評被害、最近ではサイバーセキュリティや物流の2024年問題といったリスクもクローズアップされるようになりました。 そうした中で、中小企業に多い下請事業者において親事業者と適正に取引ができないことは経営を揺るがす大きなリスクといえます。 経済産業省の外局である中小企業庁と地方機関である経済産業局では、取引調査員(下請Gメン)を330名配置して、中小企業者を訪問し、年間1万件以上の取引実態のヒアリ
初めまして!私たちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。 経済産業省では2024年3月、文化創造基盤としての”街の書店”を守るべく「書店振興プロジェクトチーム」を立ち上げました。中国地域の出先機関である当局でも、有志メンバー11名が参画して5月に同様のチームを発足。書店の皆様の支援に向けて活動しています。 初投稿となる今回は、今後私たちがこのnoteで発信していきたい内容をお伝えします。 チームの活動報告当局のチームでは、本や書店に関連したイベントや調査事