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【開催報告】「書店と地域の未来について語る座談会in松江」を開催しました!

皆さんこんにちは、中国経済産業局 書店振興プロジェクトチームです。

当チームでは、令和6年12月17日火曜日、島根県松江市において「書店と地域の未来について語る座談会」を開催いたしました。

パネリストとして、書店を中心とした駅前の賑わいの復活に挑まれている鳥取県江府町の白石町長、「子どもたちの未来に本屋を残したい」という想いで絵本に関して様々な取組をされている島根県出雲市の小村書店さんなど、5名の方に登壇いただきました。

当日の松江市は最高気温が10度を下回る厳しい寒さでしたが、定員40名の会場は来場者でいっぱいに。皆さん熱心に登壇者のお話に耳を傾けておられ、中にはメモを取られる方も見受けられました。

以下、当日のパネリストのコメントを一部掲載します。

(書店がなくなったらどう感じますか、という質問を受けて)想像がつかない。でも、もし本当になくなったなら、作ればいいと思う。お店を構えるのは難しいけど、段ボールに好きな本を詰め合わせる「1箱本屋さん」なら自分でもどこででもできる。

島根県立大学・和田夢果さん

私にとって書店は、逃げる場所。唯一息を付ける場所。自分の部屋と同じくらい大好き。そんな場所がなくなったら…私どこに行けばいいんだろう

アクア☆マジック・MINAMIさん

美術館で、けっこうな値段のする図録でも作品の横にそっと置いてあったら買ってしまうことがある。本のある空間をどう価値化していくかが重要だと思う。アイディアは無数にあるのでは。

島根電工株式会社・野津社長

自分の幼少期の思い出は、本に詰まっている。子どもたちにもそういう経験をしてほしい。子どもたちの未来のために、書店を残していきたい。

小村書店・小村優衣さん

孫が3人いる。小村さんの「(絵本を読んであげる時は)手を止めて子供と向き合う、その時間をちゃんと大事にする」という話が響いた。それこそが、自分がやらなければいけないことだと感じた。

江府町・白石町長

当日の様子については、経済産業省公式YouTubeチャンネルにダイジェストムービーを掲載する予定としており、現在鋭意編集作業を進めています。掲載次第改めてこのnoteにてお知らせいたしますので、現地にお越しになれなかった方もぜひそちらをご覧いただければと思います。

なお、本座談会は今年10月3日に広島県広島市で第一回を開催しており、今回が二回目となります。広島開催の様子は既に公開中ですので、こちらもぜひご覧ください。